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マインドフルネスと「無意識」の関係性|自分の内なる声に気づく方法

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ヨシボウ

こんにちは!
ヨシボウです

日々、私たちはたくさんのことを考えながら過ごしていますよね。

  • 仕事のこと
  • 家族のこと
  • 今日何を食べようか、、、

などなど、気がつけば頭の中は常にフル回転。

これって、実は脳がたくさんのタスクを同時にこなしている状態なんです。

専門的には「マルチタスク」と呼ばれています 。

マルチタスクって効率が良いんじゃないの?

そう思う方もいるかもしれませんね。

でも実は、脳は一つのことに集中しているときの方が、疲れにくく、むしろリラックスできるんです。

例えば、夢中になってゲームをしていたとき、時間はあっという間に過ぎるけれど、気分はとてもハッピーだった、なんて経験はありませんか?

ぼくたち人間の脳は、複数のことを同時に処理しようとすると、かえって疲れてしまうもの。

そんな脳の疲れを癒し、本来のパフォーマンスを取り戻すために注目されているのが「マインドフルネス」なんです。

そして、マインドフルネスを実践していく上で、切っても切り離せない存在が「無意識」です。

今回の記事では、マインドフルネスと無意識の深いつながり、そして自分の内なる声に気づくための具体的な方法について、ぼくがこれまでの経験から得た知見も交えながら、分かりやすく解説していきます。

ぜひさいごまでお付き合いくださいね。

それでは、はじめていきましょう🎵

この記事を書いた人
ヨシボウ
  • 浄土真宗本願寺派の現役僧侶
  • ブログ歴4年、5サイトを運営
  • 趣味はブログと読書と朝活
  • マインドフルネススペシャリスト資格所持

@yoshi_bows

目次

無意識ってなんだろう?マインドフルネスとの意外な関係性

まず、「無意識」ということばについて、かんたんに考えてみましょう。

私たちは普段、意識して行動している部分と、まったく意識していないけれど勝手に行われている部分があります。

例えば、、、

  • 呼吸をする
  • 心臓が動く
  • まばたきをする

といったことは、意識しなくても自然に行われていますよね。

これが、私たちの無意識の領域で行われていることです。

さらに、私たちの思考や感情の中にも、無意識の領域が深く関わっています。

ふとした瞬間に頭に浮かぶアイデアや、なぜか心惹かれるもの、あるいは漠然とした不安など。これらは、無意識の層から湧き上がってくる「内なる声」と呼べるかもしれません。

マインドフルネスは「いま、この瞬間に集中すること」と理解されています。

現在の状況に意識を向けることで、過去の後悔や未来への不安から解放されることを目指すものですね 。

でも、実はマインドフルネスの実践は、この「無意識」に気づき、その声に耳を傾けることにもつながるんです。

マインドワンダリングと無意識の関係性

マインドワンダリング」とは、私たちの心が現在の状況から離れて、別のことへと思考を巡らせる状態です 。

これは一見、集中力を欠いた状態に見えますが、無意識が深く関係しています。

心が開放的であるとき 、私たちは過去の出来事を思い出したり、未来の計画を立てたりしますよね。

これは無意識が自由に思考を巡らせることで、新しいアイデアや解決策を生み出す「創造性の向上」や「問題解決能力の強化」といったメリットをもたらすこともあります。

大きなストレスを受けたときにも、マインドワンダリングは起こりやすくなります 。

この場合、心がネガティブな思考や心配事に囚われてしまい、不安やうつ病のリスクを高めることにつながる可能性もあるのです 。

心が過去の失敗や未来の不確かなことに囚われると、現実の生活や楽しい瞬間から離れてしまい、心の健康を害することにもなります 。

つまり、マインドワンダリングは、無意識の心の状態を映し出す鏡のようなもの。

そのさまよいを認識し、適切に管理することが、心の健康を保つ鍵となるのです 。そして、その管理にマインドフルネスは非常に効果的です 。

自分の内なる声に気づくためのマインドフルネスの実践

では、具体的にどのようにすれば、自分の内なる声、つまり無意識からのメッセージに気づくことができるのでしょうか?

そのための有効なアプローチが、マインドフルネスの実践です。

マインドフルネスは、心を静め、集中させることで、普段は気づかないような心の動きや身体の感覚に意識を向けることを促します。

マインドフルネスで大切なのは「気づく」ことです。

たとえば、パソコンで作業をしているときにスマートフォンの通知が入り、友人からの夕食のお誘いの連絡だったとしましょう。

今すぐ返事を返す必要もないのに、あなたの思考は食事のことでいっぱいになってしまい、入力作業の意識はまたたく間に食事の意識へと上書きされてしまう、なんてことはよくありますよね。

マインドフルネスの実践を繰り返していると、メールの確認をした時点で、集中力が逸れたことに気づけるようになります。

そして、「いまは文章を入力しなければ…」と元の思考に意識を戻すことができるようになるのです。

このように、意識が逸れたことに気づき、また元の意識に戻す、この一連の作業が、無意識の声をキャッチする感度を高めることにつながるのです。

マインドフルネスは、座るだけでなく、歩いているときや、体をスキャンするように意識を向けるときなど、様々な形で実践できます。

どの方法を選ぶにしても、共通して重要なのは「いま、この瞬間」に意識を集中すること。

そうすることで、普段は意識の表面に現れない、無意識の領域で起こっていることにも気づけるようになるのです。

無意識の声をキャッチするコツと注意点

マインドフルネスの実践を通して無意識の声をキャッチしていくには、いくつかのコツと注意点があります。

ざっとみていきますね。

1. 「気づく」ことを大切にする

マインドフルネスの実践中に、意識が逸れて、別のことを考え始めてしまうことは、ごく自然なことです。

むしろ、意識が逸れたことに「気づく」ことこそが、マインドフルネスの重要なポイントなんです。

「あぁ、また違うことを考えてしまった」と自分を責める必要はまったくありません。

ただ、「いま、意識が逸れて、別のことを考えていたな」と客観的に認識し、再び優しく目の前のことに意識を戻せば良いのです。

この「気づき」の積み重ねが、無意識の声を捉える力を養ってくれます。

2. 完璧を目指さない

マインドフルネスは、無になることでも、特別な境地に達することでもありません。

修行のように厳しく捉える必要もありません。

大切なのは、毎日少しずつでも継続すること。

たった5分でも、毎日実践することで、心や体に変化を感じられるはずです。

「今日はあまり集中できなかったな」と感じても、それもまた「気づき」の一つとして受け入れましょう。

完璧を目指さず、気楽な気持ちで取り組むことが、長続きの秘訣です。

3. 心身の声に耳を傾ける

マインドフルネスを実践しているなかで、ふと過去の嫌な記憶が蘇ったり、漠然とした不安が湧き上がってきたりすることがあるかもしれません。

これは、無意識に抑え込んでいた感情が表面化している可能性があります。

辛いと感じたら、無理をせずに中断してください。

そして、可能であれば、信頼できる人や専門家と話してみることも大切です。

マインドフルネスは万能薬ではありません。

心の奥底に抱える問題は、専門家のサポートが必要な場合もあります。

4. アプリなどの活用も有効

マインドフルネスを始めるにあたって、「これで合っているのかな?」と不安になることもあるでしょう。

そんなときは、アプリなどを活用するのもおすすめです。

瞑想ガイドや、自分の状態を記録する機能など、様々なサポートが得られますよ 。

ぼくもメンタルケアアプリ「Awarefy(アウェアファイ)」を1年間愛用していました 。

このアプリには、マインドフルネスの瞑想ガイドが176種類も用意されており、分かりやすいルーティン管理や、定評のある認知行動療法プログラムなども利用できます。

アプリを利用することで、瞑想が続けやすくなりますよ。

音声ガイドを聞きながら実践すると、集中しやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。

マインドフルネスがもたらす「内なる声」の恩恵

マインドフルネスを継続することで、私たちの心と体に様々なポジティブな変化が生まれます。

そして、その変化は、無意識の声に気づき、それを受け入れることで、さらに豊かなものとなるでしょう。

1. 感情のコントロールがしやすくなる

マインドフルネスの実践を通して、自分の感情に気づく力が向上します。

怒りや不安といったネガティブな感情が湧き上がってきたときも、「いま、自分は怒りを感じているな」と客観的に認識できるようになるのです。

感情に飲み込まれることなく、一歩引いて自分を観察できるようになることで、感情のコントロールがしやすくなります。

これも無意識の感情の動きに気づくことができるようになるためですね。

2. ストレスへの対処能力が高まる

私たちは、ストレスを感じると無意識のうちに体が緊張したり、呼吸が浅くなったりします。

マインドフルネスを実践することで、こうした体の反応にいち早く気づけるようになります 。

そして、意識的にリラックス状態を作り出すことができるようになるのです 。

ストレスの根本原因を解決することはできなくても、ストレスに対する対処能力を高めることは十分に可能です 。

3. 創造性や問題解決能力が向上する

無意識の領域は、時に私たちの想像を超えたアイデアや解決策を生み出す宝庫です 。

マインドフルネスによって心が落ち着き、無意識の声をキャッチする感度が高まることで、今まで気づかなかったような新しい視点や発想が浮かびやすくなります 。

これは、仕事や日常生活における問題解決にも大いに役立つでしょう 。

4. 自己肯定感が高まる

自分の内なる声に耳を傾け、それを受け入れることは、自分自身を深く理解することにつながります。

自分の良いところも、そうでないところも、ありのままの自分を肯定できるようになることで、自己肯定感は自然と高まっていくでしょう。

これは、無意識が抱える自己否定のパターンに気づき、それを手放すことにもつながります。

5. 日常がより豊かに感じられる

マインドフルネスを実践していくと、五感の感受性が豊かになります

今まで意識していなかったような、小さな音や匂い、美しい景色など、日常の中に隠れている「輝き」に気づけるようになるでしょう。

これは、無意識が、常に私たちに感覚的な情報を与え続けていることの証拠でもあります。

ぼく自身も、マインドフルネスを始めてから、「日常がキラキラと輝き始めた」と感じています。

秋の虫の鳴き声や、風の穏やかさ、川のせせらぎなど、今まで感じることのなかった日常の気づきがあふれはじめたんですよね。五感が豊かになった現れだと感じています。

生きていることへの感謝の気持ちが芽生え、人生がより豊かに感じられるようになるはずです。

無意識と調和する生き方

私たちは普段、意識的な思考によって、無意識の声を抑え込んでしまうことがよくあります。

しかし、マインドフルネスは、この無意識の扉を優しく開くための鍵のようなもの。

自分の内なる声に耳を傾け、それと調和することで、より本来の自分らしい生き方ができるようになるでしょう。

無意識は、私たちの過去の経験、潜在的な感情、そして未来への可能性を秘めています。

マインドフルネスを通して、この無意識の領域と対話することで、私たちはより深く自分自身を理解し、成長していくことができるのです。

もちろん、無意識の声の中には、時にネガティブな感情や、過去のトラウマが潜んでいることもあります。

しかし、それに気づき、適切に対処していくことで、それらを乗り越え、より強く、しなやかな心を育むことができるでしょう。

まとめ:無意識を味方につけるマインドフルネス

マインドフルネスと無意識の関係性、そして自分の内なる声に気づく方法について、ここまで解説してきました。

さいごに、この記事のポイントをざっとおさらいしておきましょう。

  • 無意識とは:意識しなくても自然に行われること、そして思考や感情の奥底にある領域のこと。
  • マインドワンダリングとの関係:心のさまよいは無意識の状態を映し出す鏡であり、マインドフルネスで適切に管理することが大切 。
  • 内なる声に気づく方法:マインドフルネスの実践を通して「気づく」ことが大切。
  • 実践のコツ:「気づく」ことを大切にし、完璧を目指さず、無理なく継続する。

無意識は、私たちの人生を豊かにするための、強力な味方になります。

マインドフルネスの実践を通して、自分の内なる声に耳を傾け、それと調和することで、あなたはきっと、今まで知らなかった新しい自分と出会えるはずです。

ぼく自身も、マインドフルネスを始めてから、人生が大きく変わったと感じています。

決断力が速くなり、自己肯定感が高まり、日々の生活の満足度が飛躍的に向上しました。

ぜひ、今日からあなたの生活にマインドフルネスを取り入れてみてください。

たった数分でもOK。

毎日続けることが、あなたの無意識の扉を開き、内なる声とつながるための第一歩となるでしょう。

たいへん長い記事をさいごまでお読みいただき、ありがとうございました。

今日も、マインドフルな1日でありますように。


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