親鸞聖人– tag –
-
【お布施と功徳】歎異抄(たんにしょう)第十八条を私訳・わかりやすく解説
歎異抄お布施とは、仏教徒が見返りを求めずに施すという本来の意味があるにも関わらず、その多寡で功徳の大小が決まるという誤った理解が存在します。本記事では、歎異抄第十八条の「不可説なり」という唯円の言葉を起点に、法施への感謝としてのお布施の本質、見返りを求める心がもたらす苦しみ、そして利他の精神に基づく正しい心構えについて解説します。 -
【化身土と真仏土】歎異抄(たんにしょう)第十七条を私訳・わかりやすく解説
歎異抄歎異抄の第十七条では、化身土と真仏土という二つの浄土の概念が解説されています。阿弥陀仏の慈悲により最終的にすべての人が真仏土に導かれることを説きながら、化身土の存在が人々に自己省察と他者への思いやりを促す重要な教えであることを明らかにします。本記事で現代語訳で私訳し、解説します。 -
【回心(えしん)】歎異抄(たんにしょう)第十六条を私訳・わかりやすく解説
歎異抄歎異抄第十六条は、「回心」について語っています。回心とは、阿弥陀仏の慈悲に触れ、「他力」の道を信じること。自力で善悪を判断するのではなく、阿弥陀仏にすべてをゆだねる 大きな転換点であり、人生で一度しか訪れない特別な体験。本記事で現代語訳で私訳し、わかりやすく解説します。 -
【易しい念仏】歎異抄(たんにしょう)第十五条を私訳・わかりやすく解説
歎異抄親鸞聖人の歎異抄の第十五条を現代文で私訳。自己責任や完璧を求める社会の中で、ありのままの自分を受け入れる救いの道が説かれています。難しい修行や知識不要の平等な教えが、今を生きる私たちに希望と安心をもたらすのです。本記事でわかりやすく解説します。 -
【念仏の回数】歎異抄(たんにしょう)第十四条を私訳・わかりやすく解説
歎異抄「お念仏は1日に何回称えればいいんでしょうか?」浄土真宗のお寺に勤める私によく寄せられる質問です。念仏は「数」で測れるものではありません。また念仏によって罪が消えるわけでもないのです。本記事は、歎異抄の第十四条に説かれた本当の念仏のあり方について、わかりやすく現代語訳で私訳し、解説したものです。 -
【本願ぼこり】歎異抄(たんにしょう)第十三条を私訳・わかりやすく解説
歎異抄歎異抄第十三条のキーワードは「本願ぼこり」。第三条の悪人正機説を誤って理解したことで生まれた考え方です。善悪を正しく理解し、阿弥陀仏の本願をまっすぐに受け止めることが大切。本記事でわかりやすく現代語訳で私訳し、本願ぼこりについて解説します。 -
【和面不同】歎異抄(たんにしょう)第十二条を私訳・わかりやすく解説
歎異抄歎異抄第十二条は、第十一条と似たする内容です。当時広がりつつあった浄土真宗の念仏の教えは、非難も多く、対立・言い争いもあったようです。「なぜ争う必要があるんだ?」と唯円の憤り、歎きが赤裸々に語られています。本記事で現代語訳で私訳し解説します。 -
【方便法身】歎異抄(たんにしょう)第十一条を私訳・わかりやすく解説
歎異抄歎異抄第十一条は、第一条と呼応する内容です。「阿弥陀如来の誓いと念仏のはたらきと、お前はどちらを信じている?」読み書きのできない方に対する脅すような質問。込み上げる怒りを抑えながら、唯円はどのように反論するのか?本記事で解説します。 -
【唯円の表明】歎異抄(たんにしょう)第十条を私訳・わかりやすく解説
歎異抄歎異抄の第十条からは、唯円が世に出回ってしまった誤った見解を批判する内容となっています。「念仏は無義をもって義とす」という親鸞聖人のことばを冒頭に取り上げ、これから綴る思いを表明する内容です。本記事でわかりやすく解説していきます。 -
【唯円の告白】歎異抄(たんにしょう)第九条を私訳・わかりやすく解説
歎異抄歎異抄の第九条は、なんとも人間味のあるお話です。念仏を喜べない、早く浄土に参りたいとも思わないとも思わない自分。唯円は意を決してこの悩みを親鸞聖人に打ち明けます。親鸞聖人のお答えはいかに?本記事でわかりやすく私訳・解説します。
12